三線の皮の話

三線の皮

ご覧の通り、沖縄・奄美の三線の胴に貼られているのが蛇皮です。このため、蛇皮線(じゃみせん)と言う呼び方をされる事があります。

沖縄や奄美の蛇と言えばハブ、ハブのイメージが強いために、三線にはハブの皮を使っているなどとも思われていたりもしますが、流石に三線に使える様な大きなハブは伝説でしかありません。

実際に使われているのは東南アジア産のニシキヘビの皮なのです。写真では、真ん中の三線がニシキヘビの皮を使った物です。両側の物は人工皮、ニシキヘビの模様をプリントしたものです。

本皮を使った三線にも二種類あり、本革一枚のみで作られる本皮一枚張りと、破れやすいという本革張りのデメリットを補う為、本皮の下に強化用の人口皮を貼った強化張り(二重貼りとも呼びます)があります。

沖縄三線では本皮の物が最上級とされている感がありますが、奄美では竹ばちで胴を叩くというその奏法や、人工皮の音色が好まれるようで、本皮よりも人工皮を使う傾向が強い様です。本皮を使った三線は、竹ばちが蛇の鱗に引っかかるので嫌だ、と言う声も聞かれます。

お値段の話をするとやはり本皮は天然素材なのでお高くなるし、破れたりするのも本革の三線ですが、個人的な話をすると、やっぱり本革の三線が持つ雰囲気は「格好良い」と感じる事多いです。

どちらが良いという話ではなく、好みなのは言うまでもありません。

朋樹、歩寿(アリス)の兄弟は人工皮の三線を愛用しています。

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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