奄美の六調

唄あしびの宴もたけなわになるとテンポの良い六調が始まります。

子供の頃は酔っ払って踊っている大人の姿を見て、ぼんやりと踊りの唄=六調、ぐらいにしか思ってませんでしたが、

唄、踊り、サンシン、太鼓、口笛、かけ声」の六つが合わさって六調

という意味があると知った時には感動的に、しっくりと来る言葉だと思いましたね。

三線は「三下げ」の調弦で、三本の弦全てを上げバチ、下げバチ往復で鳴らすために合わせて六本で六調だという説もあるとも聞きました。何れにせよ座を盛り上げる曲としてはピッタリ、単純だけれど奥の深い難しい曲で、弾きこなし唄いあげるにはハードルの高いスタンダードな唄の一つとしてあります。

同じ三線音楽での踊りと言えば、沖縄の「カチャーシー」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、その起源を見ると、奄美の六調は内地、本土から伝わった物で沖縄のカチャーシーとは違うものだといいます。

カチャーシャ

とは言え、奄美の六調、沖縄本土のカチャーシー、八重山ではモーヤなど、それぞれ見ても、祝い事や宴の終わりに歌い踊るという共通点はあるし、重複する歌詞も多いです。歴史的な背景を見てもあちこちで重なり交わったものだと言うのは間違いありません。

私の手元にもこれらに関しては沢山の資料があります、いずれまた、各地方の舞いについては詳しく持論を書いてみたいと思います。

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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