三線カフェ喜界島のカンカラ三線

三線カフェ喜界島のカンカラ三線

京阪の関目駅すぐ近くにある「三線カフェ喜界島」で一杯、カンカラ三線で遊んできました。

カンカラ三線と言うのは、胴の部分が空き缶で出来た三線で、クッキーの缶をはじめ面白いデザインの胴が沢山あります。三線カフェ喜界島の胴は蚊取り線香ですね。

終戦後、戦火から逃れた沖縄の人々は収容所での生活を強いられた訳ですが、その収容所でカンカラ三線は生まれました。棹はベットの足、弦はパラシュートの紐、胴は米軍支給の空き缶。空き缶をカンカラと呼んでカンカラ三線です。

今、カンカラ三線が学校の教材などとして利用されているようですね。忌まわしい戦争を語り継ぐ為の平和の楽器として、そして気軽に音楽を楽しむ為の道具として。

もちろん戦争云々と言う話は南西諸島全ての島で語り継ぐべき大切な話だと思うんですが、誰もが気軽に音楽を楽しむ道具という視点もものすごく大切だと思うのです。

世界中に民族楽器と呼ばれる楽器がある訳ですが、彼の地では子供の頃から自分で楽器を作り演奏して音楽が後世に伝えられてきました。木の実を繰り抜いて作った太鼓であったり、切り出した竹で作った笛だったり。

日本にはそういった楽器が少なく、私らが育ってきた中でも音楽は特別なものと思っていた記憶があります。音を楽しむと書く音楽が特別なものであってはいけない。

カンカラ三線で気軽に三線音楽を楽しむという姿勢はなかなか素晴らしいんじゃないか、そんな風に思うのでした。

奄美 カンカラ三線

沖縄で生まれたカンカラですから、普通は沖縄弦なんですけど、これは奄美弦が張ってあります。私も一本新調しようかな、とか思ってしまいました。

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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