朝花節 【里朋樹・歩寿】

色んな意味で島唄らしい島唄が朝花節だと私などは思っています。

島唄を唄い三線を奏でる人にとっては登竜門的な曲だとも言われます。座の清め、喉の調子や三線の調子を見るウォーミングアップ。祝宴の席、唄遊びの始めには、儀式の様にまずはこの唄から始まります。

「久しぶりにあなた方にお会いできて嬉しいです。神様のお引き合わせによって、こうしてまたお会いできたのですね。」

と、久しぶりの再会を喜んで唄いかければ、

「石原を踏み越え、こうしてわざわざ御足をお運び下されたあなたの真実に触れて私は嬉しさでいっぱいです。」

と返し、

「たまたま皆様方にこうしてお逢いできましたが、さて今度は、いつまた、お逢いすることができましょうか。」

定番中の定番唄ですから、ある程度決まった歌詞はあるものの、こうした歌詞が何百もあり、また即興で詞を作り、唄者が集まれば一時間でも朝花は唄い繋ぐ事が出来るのです。これぞ唄遊び、と言うのを私自身初めて垣間見たのもこの朝花節でした。

島々での朝花、カサン節にヒギャ節の朝花、朝花ほど広く唄われている唄は無く、朝花は島唄の登竜門であるとの話は島唄に深く触れるほどに感じるかと思います。

朋樹と歩寿(アリス)の朝花をどうぞ。

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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