唄者(うたしゃ)について

諸鈍シバヤ

朋樹と二人、尼崎にある奄美の三線教室「島唄あそびの会」へ遊びに行って来ました。早田先生は加計呂麻出身の唄者で、何時も沢山の事を教えてくださります。

朋樹は先生に、三線弾きの事を島ではなんと呼ぶ?という質問をしました。

その答えは、島はもちろん、多分沖縄でも三線ひきの事を呼ぶ言葉は無かったのでは?という事です。

奄美・沖縄の三線は唄三線なので、必ず唄と三線がセットが基本。もちろん例外はあるけれど、三線と唄がセットになって「唄者」と呼ばれるんだとの事。

先生は更に唄者について話てくれました。

唄者と言うのは、◯◯とか◯◯が上手に唄えるから唄者と呼ばれるんじゃないと。

沢山のあらゆる唄を知り歌詞を知り、その場その場で唄いわけ、即行で歌詞を作り、また他の島の唄を知り、島の事を唄い継げる者である、と。

時代の流れかも知れないけれど、最近の唄者と呼ばれる人は大会で賞を貰った者達が「唄者」と呼ばれる風潮があるけれど、一昔前の唄者とは違ってきてるんだ、そんな風な話です。

朋樹などは以前から話す事なのですが、内地へ出てきてからと言うもの、ステージの前に「奄美大島の唄者」と紹介されるのがすごく気恥ずかしく心苦しいと。

「わんはまだ唄者あらんちょ(自分はまだ唄者ではない)」という言葉。

こうして唄者への道を歩いてるのは間違いありません。

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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