ワイド節 【里朋樹・歩寿】

ワイド節は、奄美の島唄の中でも新民謡と呼ばれるジャンルの新しい唄です。

爽快なリズムのこの唄は、宴もたけなわの頃、六調などと一緒に歌われる事が多いです。

ワイド節は、徳之島の闘牛を唄った唄。

ワイドと言うのはかけ声です。また、ワイドという名前の強い牛がいて、その牛の様に強くなる様にと「ワイドワイド」というかけ声をかける様になったという話も聞いた事があります。

ご存知かも知れませんが、徳之島は闘牛が凄く盛んな島で、男子は年頃になると牛の世話をするんで部活なんかやってられない、とか言う話もあるぐらい、島民の闘牛への想いは熱いものがあります。

徳之島出身の男たちの島への望郷の念を大好きな闘牛に重ねた唄なのです。

奄美で生まれたこの唄があっという間に闘牛の島、徳之島でも受け入れられ、今では沖縄の民謡酒場でもしょっちゅう耳にします。沖縄の唄として紹介されたりすると、奄美な私らからするとちょっと複雑な気持ちなのは本当ですが、一方では自慢の唄でもあります。

ワイド節 1978年(昭和53年)
作詞 中村民郎(なかむらたみろう)鹿児島県大島郡大和村今里出身
作曲 坪山豊(つぼやまゆたか)鹿児島県大島郡宇検村生勝出身

◆ 里朋樹オフィシャル 記

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